工事のこと
これぞ職人技!!
このところ、左官というものに触れる機会がふえております。
左官というと住宅の外壁や内壁(漆喰や珪藻土)をイメージする方がほとんどだと思います。
しかし、当社は土木の会社なので、一風変わった場所を左官します。
上の写真は、マンホールの中です。
マンホールの中が、腐食により劣化していた為、耐食性モルタルによる、
断面修復工事を左官にて行いました。
修復現場を見させてもらったところ、修復箇所の美しさに驚きました。
職人さんが仕上げている箇所がキラキラ光っているんです!
鏡みたいに、職人さんが映っているんです!!
これぞ、職人さんの技なのですね、
何年左官をやっているか尋ねたところ、
なんとなんと60年間左官をしているとのことでした。
60年間腕を磨き続けた結果、光り輝く塗りの技ができるようになったんだなぁと
思い感動しました。
職人さん御年76歳、お仲間様も同じ位の年齢なのだそうです。
今、建設業界では、左官職人が不足しているそうです。
若い人の,なり手がいないのだそうです。
私も、たま~に、モルタル塗り作業をしたりするのですが、
モルタルの扱いは見るとやるとでは全然違いとても難しい、
モルタルの練り方、コテの使い方、修行を重ねないといけない理由が分かります。
職人というのは一朝一夕とは行かず、日々の積み重ねにより腕を磨き、技を極めて自身の価値を上げていくものなのだと思いました。
職人様、価値ある技を見せていただきありがとうございました。